前撮り写真

挙式の前にウェディング写真の前撮りを行うカップルがほとんど。

結婚式の前日や二日前、あるいは一ヶ月前に和服やドレスを着て前撮りをされるカップルがいますが、 このイベントはウェディング当日だけではたくさんの衣装を着てキメ顔で写真撮影をする時間がないかもしれない、という心配を取り除いてくれるので 余裕を持って挙式当日を迎えたいのならぜひ行うべきでしょう。
結婚式も記念撮影をする時間はいくらか用意されていますが、そんなに多くの衣装に着替えたりいろいろな背景を求めるほどの余裕はありません。 当日はそれ以外にもやることが多すぎて、ウェディングフォトのための時間は新婦さんが満足するだけのものを確保できないのです。 せっかくの晴れ姿なのに記念写真が少ないのは悔やまれるでしょうし、ならば結婚式や披露宴ではない日にウェディング姿での記念撮影をしよう、 そうすれば当日はポーズをとる時間を減らせる、ということでウェディングの前撮りをされるカップルが最近では増えているようです。

前撮りのメリット

結婚式の当日はなにかと忙しく、ゆっくり写真を撮る時間もろくにありません。 いちおう撮影タイムはあるのですが満足のいく撮影会を行えるほどの時間ではありませんし、何着も着替えて何パターンもの写真を撮影することはちょっと難しいのです。 ですが前撮りならばカメラマンの時間が許す限り、2時間でも4時間でも好きなだけ撮影会を続行することができてしまうのです。 時間はたっぷりあるので、和服姿にウェディングドレス姿、バニーガールにメイド服など数種類の衣装に着替えてそれぞれで最高の一枚が完成するまで、 日が暮れるまで何十枚も何百枚も撮影を終わらせないでもいいのです。
挙式当日だとスケジュールの都合がありますしシャッターチャンスは僅かしかありませんので、モデルがいまいち納得できない映り方でも 「そろそろ次の行動に移さないと、予定がおしていますよ」とストップをかけられてしまいます。 そしてその時着ていた衣装はもう二度と着ることも無いので、場合によっては一生悔いが残るウェディング写真になってしまうのです。 でも写真撮影のために予定を組んで臨むウェディングの前撮りならば、モデルが納得するまで心置きなくシャッターを押す時間が与えられるのです。 「あのカメラマンずっとカメラを構えて度々シャッターを押してフラッシュを焚いているけど、何時間も同じようなことを繰り返して飽きないのかねぇ。 お仕事とはいえ同情を禁じえないよ。美女をずっとカメラ越しに眺められるから幸せそうではあるけど、指が攣ったりしないのか心配になってきますよね」と 傍観者に思われるほどの長時間でもセーフかアウトで言えばセーフとなります。

前撮りならこんなことも可能

結婚式の合間に写真撮影をするのではないので、スマイルを浮かべてポーズをとる時間も休憩時間も充分に確保することが可能な前撮り写真。 そんな有り余る時間を活用して、山や海へと出かけてのロケーション撮影も実現することが簡単にできてしまいます。 式場内での記念撮影は背景も似たり寄ったりになってしまい、誰がカメラマンを担当しても、誰が花嫁になったとしても同じような写真になりがちです。 ですが前撮りでの撮影ならば背景は結婚式場でなくてもいいので、ビーチやキャンプ場、二人の思い出の場所なんかでもお構いなしなのです。 一風変わったウェディング写真が欲しければ前撮りというイベントを利用して、式場とはかけ離れた風景を背に記念撮影をするのもなかなか良いのではないでしょうか。 2人が出会ったお見合いパーティーの会場のそばの公園で、二人が初めてデートした西表島で、新郎が勇気を出してプロポーズした富士山頂で、 と記念に残したい風景を取り込んだウェディング写真ならばあとから見返した時の感動もひとしおです。

時間を掛けてもいいから素敵な写真を残したい、そうお考えの新郎新婦はぜひとも挙式とは別の日にウェディング写真の前撮りをすることをお勧めします。 きっと素敵な思い出になるでしょう。