前撮りの時期

ウェディング写真の前撮りはいつにするか

いつごろウェディングの前撮りをするのが一般的なのでしょうか。
前に撮影するのが前撮りなので、挙式が行われるよりも先になります。 なので問題になるのはどれだけ前なのかですが、挙式当日よりも2ヶ月前以内にというのが多いってよく言われているそうです。 2ヶ月ではずいぶん幅がありますのでもう少し詳しく分けますと、1ヶ月以内に行うのが全体の約20%、 それよりも早くてなおかつ2ヶ月以内が約30%という調査結果になっています。 そしてこのふたつの合計が全体のおよそ半数を占めますので、当日の2ヶ月以内が主流だといってもよいかと思われます。

結婚式のプランが固まってから

これ位の時期になれば結婚式のプランも固まってきますし、結婚式の間にはそう写真撮影をする時間がとれないのではないか、 といった心配が発生する頃なのかもしれませんが、とにかく多くの新郎新婦がこのタイミングで前撮りを行います。 しかし全てのカップルが2ヶ月以内にではありませんし、中には半年以上も前から前撮りを敢行される新婦さん達もいらっしゃるようです。 そんなに早い段階でウェディングの前撮りを行って、もしも婚約破棄なんてことになったら意味が無いじゃん、ということもたまには言われておりますが、 よほどふたりには別れない自信があるのか前撮りの約1割が挙式当日の半年以上も前の日に行われているとの調査結果があります。
前撮りには本番に備えてのヘアメイクなどの練習という側面もあるのですが、ここまで期間があいてしまったらその意味も薄れそうです。 半年も経過してしまったらもうどんな段取りで髪の毛をセットしてもらったのか、すっかり忘れていても不思議ではありません。 ですからもしも「ウェディングドレスを着る練習もしたいし前撮りしようかしら」とお考えの場合は、 あまり早すぎるとその練習も1回限りではたいした効果が得られない可能性も考慮して、 少なくとも挙式まで3ヶ月をきるタイミングが到来するのをじっと待つのが得策でしょう。 せっかく正装の練習がてら前撮りを行っても、次に着る本番まで9ヶ月もの期間があいてしまったら練習で得た経験もたいして役には立ちません。 もう少し本番までの期日が迫ってからでないとこの練習は無意味なものになってしまうので、 そのことも挙式の2ヶ月以内に約半数の方々が前撮りをしている要因のひとつになっているのでしょう。

前撮り用の衣装

次に衣装ですが、フォトスタジオに相談されるカップルのおよそ8割以上が複数の衣装での前撮り撮影を希望されるそうです。 生涯に数回しかない特別なイベントですし、1着だけではもったいないとおっしゃる新婦さんの強い希望が反映されているのか、 4着をオーバーする衣装を着こなしてハッスルする女性の姿もこういった写真スタジオではよく見かけられます。 大方の予想どおり衣装チェンジする回数が増えればそれだけ料金も増していきますし、欲張って何着も選んでしまうといろいろと大変な面もあります。 なので全ての希望を叶えようとはせず、苦渋の選択で絞り込んで撮影に臨みます。 日本国内で行われる前撮りで人気の衣装は、なんといっても和装です。 白無垢と色打掛の2着を選び、両方で美しいウェディング写真を残そうという発想はいかにも日本人らしく、こちらも応援したくなってしまいます。 だいたいこのイベントに2着以上の衣装で臨まれる女性の50%以上が、この最強の組み合わせを採用するそうです。 次に人気なのが、いかにもという気がしますが普通にウェディングドレス+鮮やかなカラードレスという組み合わせです。 ウェディングドレスはぜひ、と希望される方も多く、順当な結果ではないでしょうか。 他には挙式当日には着ない、前撮りだけの衣装で撮影をしよう、といったアイデアもありますし、セオリー通りのパターンに拘らなくても問題はありません。